出光イーハトーブトライアルへ行こう! 地域生活に一番近いモータースポーツ、「出光イーハトーブトライアル」に関連する話題が盛りだくさん!開催地、岩手の魅力もひしひしと伝わってくる。30年続いている理由や、連続十数年参加なんていう人たちの気持ちが、これでよくわかるはず。さあ、あなたも今度の出光イーハトーブトライアルに行きましょう!出光イーハトーブトライアルの公式ウェブサイトで、TV番組抜粋シーンが見られます!http://www.sukaheru.net/~ihatove/index.html?お問い合わせ・取材申し込みはテレビ岩手事業部担当:高橋 kazu@tvi.co.jp

菅生のプレイーハトーブに行こう!

雪がとけたらブログ再開…なんて思っていたらこんな時期になってしまいました!サボっていてゴメン!
さて、今年の第32回出光イーハトーブトライアルについて、最初に書くべきは5月10、11日に宮城県のスポーツランド菅生で開催されるプレイーハトーブトライアルイベント、「出光イーハトーブトライアルに行こう」のことです。
昨年は成田匠選手も講師だった
今回で早くも3回目になるこのプレイベント、結論から先に言うと、参加しないと損?というほど費用対効果が大きいスクールイベントなのです。
バイクの世界の中でもトライアルは、知名度はそこそこあるものの、トライアルライダーの実数で言えばあまり多いとは言えません。
その大きな理由は、バイクが専用車種でなければトライアルのマネごとすらできない・・・という車両の特殊性にあります。
また、もうひとつの理由は、トライアルのテクニックが普段の走り方とはかなり違う点にあります。
つまり、トライアルをやってみたくても、トライアルバイクがあり、トライアルテクニックを教えてもらえる人がいないと、なかなか個人的情熱と努力(昔の人たちはすべてこれ!)だけでは始められないものです。
ところが、「出光イーハトーブトライアルに行こう!」では、会場に行きさえすれば、トライアルバイクのレンタルがあり、あこがれの超一流ライダーが手取り足取りおんぶに抱っこ状態で教えてくれるという、まさに夢のような仕立てなのです!
黒山健一選手が手取り足取り・・・
ちなみに、今回は黒山健一選手、野崎史高選手、そして伊藤敦志さんの3人ですが、黒山選手は一昨年の全日本チャンプ(昨年は2位)、野崎選手は全日本3位で、二人とも今年のチャンピオンをねらっている現役のトップライダーです。
野崎選手がおんぶに抱っこ・・・
そして伊藤敦志さんも元全日本チャンプですから、いまどきこんな贅沢な内容のスクールは他にありません!
詳しいことは下記サイトを読んで欲しいのですが、今年はさらに「出光イーハトーブトレイルツアーに行こう!」という、新しいクラスが加わりました。
http://www.sukaheru.net/~ihatove/
文字通り、出光イーハトーブトレイルツアーに参加するための、初心者向けトレーニングクラスなので、オフロード未経験者にとっては、初級向けトライアルよりもっと敷居が低いわけです。
こちらの講師はヤマハの木村治男さんです。
木村治男さん
木村さんは、当日のレンタルバイクでもあるフランスのスコルパTY-S125F(ヤマハ製エンジン搭載)の開発をはじめ、歴代のヤマハトライアルバイクの開発や企画にかかわっています。そうそう、この人も第一回全日本チャンプなのです。ちなみに私、万澤はそのとき全日本3位でした。え?だれも聞いてない?失礼しました(笑)
 プレイーハトーブは土、日の二日間開催で、一日だけ、または両日参加も可能です。講師を囲んでの夜のパーティやトークショウを楽しめる両日参加は、上達の度合いが大きいこともあって、私としてはぜひ二日続けての受講をお勧めします。申し込みはまだ間に合いますから、スポーツランド菅生にさっそくメールしてみてはいかがでしょう?

SUGO スポーツクラブ
Tel:0224-83-3127  Fax:0224-83-3697
E-mail:mstwo@sportsland-sugo.jp
日記 | 投稿者 マンジー 22:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

成田兄弟の大活躍

第31回出光イーハトーブトライアル大会終了から1週間がたち、あれこれ振り返るとブログに書くべきことの多い大会だったという気がします。そこで今回はもっとも嬉しかったことから。
嬉しかったことはいろいろあるのですが、一番は匠君、亮君の兄弟での活躍です。言わずと知れた大会副会長、成田省造さんの息子たちですから、イーハトーブトライアルが出来る前から、正確に言えば31年前に下見で岩手を訪れたときからの、正真正銘イーハトーブトライアル創始メンバーとも言えます。
今回、匠君には実行団員としてトレイルツアーガイド役をしてもらいました。亮君は参加者としてクラシックに3人の友人たちを連れてきて、4人で走りました。
匠君には、これまでも大会ゲストライダーとして参加者といっしょに走ったり、その後は各地で華麗な技を披露する初代デモンストレーターとしても大活躍してもらいました。それが今回はトレイルツアーのガイドですから、いままでとは大いに違う役割です。
ツアー参加者と観戦する匠君
参加者から見れば、現役トップライダーである匠君といっしょに走れるのは大きな喜びだったと思いますし、匠君ならではのそういう役割ももちろん折込ずみでしたが、じつはもう一歩踏み込んだ意味があって、他の二人の実行団員とともにガイド役をやってもらいました。
そもそもトレイルツアーは、トライアルをやってみたいけどトライアルバイクはもっていない人、あるいはクラシックトライアルの、山から海へ往復する全長400Km、標高差1000mの、雄大で美しいコースのいいとこ取りをしたい人を対象とするだけに、参加者は上手なライダーばかりではありません。
一般的に言えば、乗るのが上手なライダーはメカニズムにもある程度以上は精通しているし、状況判断も的確であることが多いのですが、初心者ライダー、あるいは上手ではないライダーは、まったくその反対であることが多いのです。平たく言えば、そういうツアーのガイド役はあれこれ大変なことが予想されるからこそ、あえて匠君にやってもらいたかったのです。
 実際、今回のトレイルツアーでは、バンクやガス欠や、ここにかけないことも含め、いろんなハプニングがあり、それらを見事に乗り越え、なんとか無事に七時雨山荘に戻ってきた匠君のコメントは「今回は自分の力不足をいやというほど感じました」というものでした。これでいかに彼が謙虚で、賢く、責任感あふれる人間かがわかると思います。
匠君が普段接しているライダー仲間は、一言いえばその意味を正確に理解できる人たちばかりのはずです。しかし「給油しておいてね」と言っても、その重要性も岩手の広さも理解していない人たちは給油しないまま走り出してしまうので、本来なら起こるはずのないガス欠が起きたりするわけです。しかし、そういう人たちを上手にガイドすることこそがプロの仕事であり、実力でもあるということを、匠君は実感したわけです。大変だった今回の経験によって、匠君はプロライダーとして一段と深く成長したのだろうと思います。
さて、亮君がつれてきたライダーたちは、このところ高齢化の一途をたどっていたクラシックの平均年齢を下げただけでなく、低下してひさしい全体のレベルを上げてくれました。
初参加の仲間をつれてきた亮君、地元民とふれあう
元国際A級だった松本さん、モトクロスライダーの長田さん、それにゲストライダーの桐島ローランドさんは、いずれも見るものをうならせるうまさと、あふれるガッツを披露してくれました。もちろん亮君自身も見事なライディングを見せてくれただけでなく、いつもにこやかに地元観客とのふれあいにつとめていたのが印象的でした。じつは亮君、子供の頃は人見知りするタイプだったので、あんなににこやかにいろんな人に話しかける姿を見てちょっと驚き、感心しました。きっと「トライアルの魅力を多くの人に伝えたい」という強い気持ちが彼を積極的にさせたのだと思います。
七時雨山荘に戻ってきた亮君たち4人組はさっそくテレビ岩手のインタビューを受け、明るく受け答えしていました。それが終わったとき、私は長田さんに初めてのイーハトーブの印象を聞くと彼は「景色が日本離れしてました!」と答えて私を喜ばせました。そして松本さんは「幸せ…どこへ行ってもそれしか思い浮かばないんです」と、これまた最高の表現で岩手の素晴らしさを語ってくれました。
これでお分かりのように、今回、亮君は彼の影響力を最大限に発揮して、仲間たちに岩手の素晴らしさを伝えてくれたのです。こうして成田兄弟の大活躍によって、出光イーハトーブトライアルの楽しさ、素晴らしさが若いライダーたちによってまた語り継がれ、広まってゆくのは本当に嬉しいことです。匠君、亮君、おつかれさまでした。
 ※成田亮君のブログに、今大会の感想が書いてありますのでぜひお読み下さい。
http://kidreturn.blogspot.com/
日記 | 投稿者 マンジー 00:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

500円の部品で、10万円の損失!?

出光イーハトーブトライアルの準備は7月半ばに入るとアクセル全開モードです。8月ともなれば毎週土日は必ず何かの作業が入ります。この日は土日でクラシックコース全体チェックの日でしたが、あいにく私は仕事の都合であとから一人でみんなのあとを追う形になりました。七時雨山荘を出たのがすでに夕方近くになっていたので、ひたすら普代浜を目指して走っていたときのこと。
安家元村を過ぎ、安家川ぞいにある寅林のセクションのそばを通りかかったとき、「待てよ、ここのラインを草刈のときに自分で変えたのだから、一応走っておこう」という気になったのです。
昨年は単に岩場を登って右にターンするだけだった(とはいっても易しくなかった)のを、違う場所からS字を描いて登るかたちにしたものだから、非常にテクニカルで面白い(難しい)セクションになっています。
 そこを登って左ターンに入ったときに、落ち葉に隠れた岩が後輪を捕らえて一瞬停止してしまいました。再スタートしたとたん「ガツッ!」と音がして駆動力が無くなった…。いやな予感とともに下をのぞくと、ダラリとチェーンが地面にのびています。よく見るとコマ(ジョイント)が影も形もなくなっています。岩場でバックしたときにクリップがはずれてしまったのでしょう。あいにく予備のコマは持っていなかったので完全にお手上げです。(以前、タンクキャップのゴムホースに通して持っていたが、いつの間にか無くなっていた…)
チェーンがないまま林に置き去り
岩手の山の中、というより谷の中はほとんど携帯電話の圏外なので、先にくろさき荘に着いているはずの実行団員に連絡のつけようもありません。すぐに頭を切り替えてヒッチハイクでくろさき荘に行くことにしました。バイクをセクションわきの林の中に置き、海方向に来るクルマを待ちます。とにかく電話がつながる海岸地帯まで乗せてもらえば、そこからは電話で伴走車を迎えによこしてもらえるというわけです。(バイクでのクラシック全コース下見の際は給油の都合もあり、毎回伴走車がついている)
明るい気分でクルマを待つ・・・
道路わきでしばらくの間クルマを待ちますが、安家元村の住人らしき人がたまに山方向に走ってくるものの、午後5時に海方向に向かうクルマはありません。しかし、いっこうに不安な気持ちにはなりませんでした。むしろ、困った状況を楽しむとでも言えばいいか、いつもと違う状況や、その後の展開が楽しみにさえなるのです。それに「30分以内で誰かに乗せてもらえる…」と、はじめから確信めいた気持ちがあるので気分は明るいままです。そしてついに25分経ったときに海方向にハイエースが向かってきました。手を振って停まってもらい、事情を話すとすぐに乗せてもらえました。聞けば元高校教師の方で定年後は好きな釣り三昧ということで、安家川がいかに素晴らしい川だったかという話で盛り上がりました。過去形で語ったのは、安家川の河口、下安家にはウライと呼ばれるコンクリート製の捕獲装置が平成5年に作られ、それ以降、鮭やマスがそこで捕獲され、上流に遡上できない仕組みになってしまったからです。(詳しくは下記参照)
http://homepage3.nifty.com/iwate-la/iwatela5,1,03.htm
そんな話をしているうちに下安家の国道45号腺に出たので、降ろしてもらうつもりでいたら、「くろさき荘まで送りますよ」とありがたいお心づかい。おかげさまで、走行不能から約1時間あまりでくろさき荘に到着できたが、ほかにお礼のしようもないので、少しばかりの現金を燃料代として差し上げました。ホントに岩手の人は親切だなぁと、あらためて感じました。
さて、ここで語るべきは走行不能になった原因が、チェーンのコマを持っていなかったことです。コマ自体は、トライアル車のサイズ(私のは520)なら500円でおつりがくる値段です。
500円でおつりが来る部品だが・・・
しかし、持ってなければこのようにリタイアするしかありません。仮に私が東京から参加したライダーだとしたら、大会をリタイアすることによる損失は、ざっと金額に換算できるものだけで約10万円にもなるのです。金額に換えられない損失も含めると、じつに大変なことです。
…というわけで、チェーンのコマ、いまのうちに準備しておきましょう!
 
日記 | 投稿者 マンジー 00:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

ああ、草刈りの日々・・・

岩手の夏は短いのです。山の上の雪がほぼ消えて全コースが走れるようになるのは5月の連休ごろですから、すべての準備はそこから8月末までの、たった3ヶ月半で行わなければなりません。
山々が緑になり始めるのは5月の半ばですが、このころまでにコースの下見を行い、6月に入るとそろそろ草刈りが始まります。
安比高原でネリ・ブドリコースの下見
ちなにみ、この最初の写真は6月5日の安比高原コース下見のようすですが、一月前は雪が残る茶色の山だったのです!そう、雪国の草や枝は雪が溶けたあとはものすごい勢いで伸びるのです。草や枝が伸びても走れないことはないのですが、路面の安全確認が難しくなり、顔に当たる枝をよけるため、速度が極端に落ちます。つまり大会の進行がスムーズに行くために草刈と枝払いは欠かせないのです。
草の無いところは意気揚々
というわけで、コースの下見・決定をスムーズに行うためには6月初旬までが勝負なのです。
その時期からはほとんど毎週のように草刈が行われます。二日間で350キロも走るクラシックコースは、当然山道区間も長いので、それはそれは大変な作業量です。しかし、家村団長以下実行団員たちはその大変さを楽しむかのように黙々と作業に打ち込み、作業していないときはごらんのようにはしゃぎまくります。実に不思議な性質の生き物です…
なぜかいつも楽しくポーズしてしまう団員たち
草刈には草刈機が必需品です。使い方を間違えば危険な道具ですが、うまく使えばこれほど素晴らしい道具はありません。草や笹はもちろん、枝はらいや潅木払いもできます。団員たちはほとんど全員がバイク乗りなので、危ないものを危なくないように使う知恵と技にたけていて、これまで作業で怪我をした者はいません。この写真を見ると心配になるかも知れませんが…
刃物を持たせても安心な団員たち?
それはそうと、草刈は勝手にやってはいけません。私有地の場合は地主さんにお断りし、国有林の場合は申請を出して許可をもらってから行います。場所によっては私たちが草刈をすることによって登山コースの整備が(無料で!)できている区間もあるのです。
いくら機械を使うとは言え、草刈はかなりの重労働です。しかも平らなところをちょこっと刈るのではなく、アップダウンの激しい山道を延々と数キロにわたって刈ることもあります。そんなときの楽しみはなんといっても昼食です。景色の良い場所でおいしい特製弁当を食べると、「ああ、実行団員でよかった…」と思えるのです。(ホント?)
休憩のときに仲間意識が強化される・・・?
食事や休憩の時間は和むだけでなく、自然に団員の結束力を高めているようにも思えます。いっしょに汗を流して、振り返るときれいに草が刈られている…そんなわかりやすい達成感がお互いの満足の微笑みをもたらすようです。(解説が不自然…?)
さて、だれにでも初めてのことがありますが、草刈りも例外ではありません。たとえ女性であっても、一人前の実行団員として認められるためにも、草刈りの技を磨くことは必要です。この日、初めて草刈機を振り回すDさんは、草刈機の持ち方、防具のつけ方、安全な操作の仕方などを、大会会長の私からじきじきに伝授され、1時間後には立派な草刈り団員となっていました。
新しい刃が緊張を誘う初めての草刈機体験
さあ、来年はアナタのためにたっぷり草を残しておきますから、ぜひ草刈団員に志願しましょう!
日記 | 投稿者 マンジー 23:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

トレイルツアーのコース設定

出光イーハトーブトライアルが始まった31年前から十数年前までは、現在のクラシッククラスのコースと大きく違う点がありました。それは七時雨山荘をスタートしてから岩手山の大きな眺望を楽しんで、さらに静かな岩洞湖のほとりを通過し、そこから葛巻方面に向かったコースの取り回し方です。
岩手山は南部富士とも呼ばれ、独立峰ではありませんが富士山のように裾野が広がって雄大な山でです。それが目の前にドーンと広がり、さらに左手には盛岡市街が一望できるすばらしいビューポイントがコースの一部だったのです。
天峰山から岩手山を見る
しかし、今のクラシックはここへは来ていません。理由はここに来るまでの道路が、始まった当初はほとんど砂利道だったのに、今は100%舗装になってしまったからです。
しかし、ごらんのような雄大な眺めは岩手の魅力そのものなので、トレイルツアー開催初回の今年はぜひここ、天峰山(てんぽうざん)を回ろうということで、ガイドのT君と下見に来たわけです。
ただし、ここに来るまでのルートは以前のクラシックのコースどおりではありません。まったく別の道を、それも一部林道を通って岩洞湖に出たあと、ここまで同じ道を往復する形になります。それも時間が許せば…の条件つきになるかもしれません。ともかく、岩手らしさを実感できる素晴らしい場所だけに、できるだけ参加者に見てもらいたいと思っています。

ぜひ見せたいもうひとつの場所は岩洞湖です。ここも昔の参加者にはなつかしいでしょうが、クラシックで通らなくなってからすでに十数年たつので、いまは知らない参加者のほうが多いかもしれません。
岩洞湖はスコットランドを思わせる…
写真ではその大きさがとても表現できませんが、しずかな湖畔の感じは汲み取ってもらえると思います。私たちが31年前にイーハトーブトライアルの開催を決断したのは、じつは天峰山からの雄大な眺めと、スコットランドを思わせる静かな岩洞湖があったからなのです!
…というわけで、トレイルツアーの下見はまだ続きますが、この魅力的なふたつの場所が、今回のツアーに組み込まれる見通しになっているということだけ、とりあえずお伝えしておきます。ちなみにもう定員の20名を超えていますが、定員拡大で対処する方針です。これを見て「やっぱりトレイルツアーに参加したい」と思った方は、出光イーハトーブトライアルのウェブサイトからお申し込み下さい。
あ、そうそう、今回は国際スーバーAの成田匠選手もガイド役で走りますよ。お楽しみに!
日記 | 投稿者 マンジー 23:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

下見のたびに進化成長

いまの時期、日本のほとんどは初夏という感じになっていますが、ようやく岩手は遅ればせながらの初夏です。しかも5月の連休中に開催した「イーハトーブ春トライアル」では、まだ緑が里にしかなく、山の上には雪が残っていて、その上をバイクで走る場面もあったほどでした。
雪が残る春トラ
だから「5月なのに春トライアル?」と思うかもしれませんが、北岩手では本当に5月の連休が春なのです。北国の春は紅梅、山桜、梅など、花という花が待ちかねたようにが一度に咲くのですから。
で、話は5月の最終土日、26、27日のクラシックコース下見のこと。出光イーハトーブトライアルの幹ともいえる伝統の(クラシックの意味でもある)このクラスは、31年前に第一回イーハトーブトライアルを開催して以来、基本的に大きく変わらずに現在にいたります。内陸の高原、七時雨山荘のある田代平(たしろたい)を出発して、三陸海岸にある普代村くろさき荘に一泊し、翌日別のルートで田代平に戻る、全長約350キロのコースを、いつもこの時期に下見するのです。
これよりもっと早い時期に下見できればいいのですが、クラシックの場合は標高1000メートル級の山岳地帯を走行するため、完全に積雪が消えるこの時期にならないと走れません。言い換えれば、8月末に開催する大会なのに、準備を早めるということが現実には不可能であり、現場仕事の準備はわずか3ヶ月弱ですべてを終えなくてはならないという、雪国ならではの宿命を負っている大会なのです。
下見の大きな要素は、まず昨年どおりに通れるかという点、コースを変更する必要がある場合はそれも下見します。今回の下見では、昨年秋の大雨でコース上の各地で大きな被害が出ていたこともあり、その影響は免れないだろうと覚悟はしていましたが、予想通り、コースのあちこちに大雨でえぐられた河川の土手や土台の流された橋、それに沢と化した山道など、走破力の高いトライアルバイクでもてこずる場面に出くわしました。もちろん、クルマは通行止めの箇所がいくつもあり、伴走車はかなりの距離を迂回しなくてはなりませんでした。
クラシック
しかし、今回のスタッフは途中で合流した人も含め総勢8名。それもベテランぞろいです。通行困難な場面では助け合い、通行止めの箇所は迂回路の点検に散り、またその先で合流して情報交換をします。
その中で、伴走車の運転を担当した新人のDさんも、広大な岩手の山道を延々と走りながら的確に次の合流点に現れてくれたのは頼もしい限りでした。
Dさんは下見の下見をしていた!
一般的に女性は方向音痴だったり、地図を見るのが苦手な人が多いのですが、なんと彼女は事前の下見をしていて、地名や距離を精密に書き込んだ表を自作してあったのにはビックリ!もっとも実行団員のツトム君が指導したそうですが、それにしてもひさびさに期待の持てる新人登場です。
くろさき荘に一泊して英気を養った翌日は明け方からあいにくの雨、それもザーザー振りです。気温は7度。合羽の下にフリースを着ないととても走れません。
二日目スタート直後に通る田野畑村の蓮華沢は、一昨年からクラシックに取り入れられたワイルドな山道コースです。ここには山道が何度も沢を横断する箇所があり、水量の少ないときでも注意を要するのですが、やはりそこが大きくえぐられていて、今回の大会で使用するのは難しい状態になっていました。一応、クラシックは中級者向けクラスなのですが、エントリーに際しての判断は自分で行うため(ライセンス区分が存在しない)、“自称中級者”の人が増えつつあり、その人たちのレベルではこの場所を無事に走り抜けるのは無理と判断したわけです。もっとも、大会までにこの道が修繕されれば話は別ですが、最終判断は7月まで持ち越しです。
予想より状態が悪くなかったのは、安家(あっか)から平庭高原にいたる最長山道区間です。例年、ここは冬の間に積雪で倒木が増え、この時期の下見にはのこぎりが不可欠ですが、今回は倒木が多少増えたものの、巨木でふさがれた場所はなかったので一安心でした。
ちなみに、出光イーハトーブトライアルでは全コースの山道に関して、それぞれの森林管理署(3管理署管区にまたがる)に特別の使用申請を出し、距離と走行台数に応じた使用料を払って許可されていますので、大会以外で勝手に山道を走ることはかたく禁じられています。
二日目のランチコントロール、平庭のあとはさんだいなべから鍋倉に下りる山道ですが、ここもふもとの沢が氾濫したあとが生なましく残り、ライダーにとってかなりの手ごたえを感じさせる箇所となりました。吉が沢の上家山(かみいえやま)セクションを終えて葛巻高原牧場プラトーにいたる短い山道は、恐れていたとおり倒木の嵐…雨と寒さの中でそれらをすっかり取り除く間に、全員疲労の色が濃くなり、いつもならプラトーでおいしいソフトクリームをなめながら一息入れるですが、さすがにそんな気分ではなく、一目散に今回の集合場所だった一戸町スキー場の「あさあけの湯」を目指し、最後の力走です。
…というわけで、今回のクラシック下見は無事に終了しましたが、まだトレイルツアーのコース下見や、数度の草刈などが控えています。そのつど実行団員たちは、楽しさと喜びを感じながら進化成長してゆくのです。こんどはあなたも一緒に成長しにきませんか?成長希望の方はトップにあるテレビ岩手事務局までメールでご連絡下さい。お待ちしています。
日記 | 投稿者 マンジー 12:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

春にトライアルを考える・・・

長い雪の季節もようやく終わって、日当たりの良い地面からはふきのとうが明るい緑で春を知らせています。菊の花に似たイチゲソウや、紫がきれいなカタクリも群生しています。都会の人に人気のある真っ白な花と美しい緑の葉のコントラストが清々しいミズバショウもあちこちの湿地に群生しています。
mizubashou
毎年、5月5日前後に開催されるイーハトーブ春トライアルは、そんな雪国ならではのコンディションの中で行われるので独特の雰囲気と楽しさあふれるトライアルです。
おとといから、天候にも恵まれて、3日間ぶっ続けで春トラの準備に没頭していますが、きょうも日中は汗ばむほどの気温なのに、コース上でもっとも標高の高い上平(ワンダイと地元では発音する…)放牧場には、まだ雪があちこちに残っていて、5月中旬までありそうな気配です。
wandainoyuki
この雪は意外に固くて、気温の低い朝のうちならバイクでも潜らないで走れるほどです。そうそう、気温といえばゆうべは1度まで下がりました。まさに日中はTシャツ、夜はダウンパーカーが必要なほどの極端な温度差も、この時期の雪国の特徴です。
春トライアルは、夏の出光イーハトーブトライアルと違って、私、万澤が個人的に仲間たちを誘って主催している草大会ですが、それだけにトライアル歴40年の私がすべての経験を活かし、やりたいトライアルをそのまんまかたちにしたものです。
トライアルは、ゴルフとよく似た点数競技ですが、点数以前にスタートしたら戻ってくることが最重要だと考えています。言い換えれば、コース上にどんな難関が待ち受けていてもケロッとした顔でゴールしてほしいのです。そのようにどんな状況でも立ち向かう体力、気力、知力を備えたライダーが真のトライアルライダーだと私は思っていますし、トライアル精神というのはそういうものだとも思うのです。
じつは今回もそうなのですが、雪がとけつつある大地は当然水浸しだったり、湿り気の多いところがたくさんあります。ときには雪そのものが行く手を阻む場合だってあります。でも、それらをなんとか乗り越えてこそのトライアルライダーだと私は思うのです。もちろん、危険なことをさせるようなコースやセクションは作りませんから、主催者が設定した条件の中でという大前提のもとでの話しです。
とにかく大自然の難関を無事に走破して戻ってくる体力、気力、知力を試されるのがトライアルの本質的な面白さだと考えているので、走行条件が雪解けで難しくなる春トラは、同じコースで行われる秋トラよりずっと面白さでは上なのです。
春トラも夏の出光イーハトーブトライアルと同じように、初級のネリ、中級のブドリと分かれていますから、セクションの難易度も当然レベルに応じて変わります。しかし、コース上の滑りやすい坂や、雪を乗り越えないと先に行けない山道などでは、初級も中級のわけへだてなく難しいのです。もちろん、そういう場合は仲間内で助け合ってもかまいません。助けてもらう体験というのも、それはそれで貴重な学びでもあります。
春・秋トライアルは夏の出光イーハトーブトライアルと違ってオブザーバーが同行する形式なので、3人一組では走りませんが、逆に助けあう場面になると、なぜ出光イーハトーブトライアルでは伝統的に3人一組で走る形式を使い続けてきたのかが実感としてわかるかもしれません。
面白いもので、トライアルの技術はそんなに上ではないはずなのに、こういう難コースの走破力は明らかに上級ライダーより優れている人もいます。つまり、セクションとコースで要求される能力は同じではないというわけです。
日本では広いエリアでトライアルが開催できる地域は少ないので、どうしてもセクションが密集しているトライアルが多く、当然コースも短く、変化も少ないものとなります。
ところが、イーハトーブトライアルが手本にした英連邦スコットランドで100年の歴史を誇るSSDT(スコティッシュ6日間トライアル)は、広大な開催地域、長大な開催時間という点で世界選手権とは違った世界最高峰のトライアルなのです。
SSDTはコースもセクションも難しい上に、スタート時刻に応じた持ち時間制なのでスピードも必要ですし、やはり雪解け直後の5月初旬に開催されるので滑りやすくて難しいことでも有名な大会です。
SSDTは毎日8時間ほどの走行時間で6日間も連続で走るのですから、終わったときには文字通り人もバイクもボロボロに傷んでいるように感じられます。
それにくらべれば、出光イーハトーブトライアルの中級車向け2日間トライアル、クラシッククラスでさえSSDTの1日分の疲労度ぐらいなものです。
もしもの話ですが、春トラの時期に夏のクラシックのコースをそのまま使って大会を開いたら、たぶんリタイアが続出するかもしれません。なんたって、山の上にはまだ雪がたっぷり残っているし、上り坂は滑って登れないし、下りはブレーキを効かせられないし、横断する小川は増水しているし…というわけで、雪解けの時期の岩手はトライアルの舞台として最高に手ごわいのです。
だからこそ、私の考えるトライアルの本質を味わって見たい方、あるいは自分は真のトライアルライダーだと思う方は、ぜひ毎年5月の連休に行われるイーハトーブ春トライアルに来てほしいのです。おそらく夏の大会とはずいぶん違った印象を受けることでしょう。そしてリザルトに関係なく、「春トラは面白い!」と心から思えるようになったら、あなたはトライアル精神あふれる立派なライダーなのです。

※今回の春トラ開催日は5月5日、受付は5月2日正午までです。詳細は出光イーハトーブトライアル公式サイト掲示板参照。
日記 | 投稿者 マンジー 19:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

30年目のリタイアの原因は?

今冬は例外的に雪が少なく、2月中旬だというのに日差しはすでに春めいています。だからといってまだまだトライアルバイクで山の中を走り回れるわけではないので、バイクは昨年末からいきつけのバイクショップに修理に出したままです。
いうまでもなく、出光イーハトーブトライアル実行団員の中核は、バイクに乗ってコースやセクションを設定するバイク団員です。山が緑になるころには団員もさることながら、バイクも酷使の日々が続きます。
今年の「第31回出光イーハトーブトライアル」では、昨年までの「クラシック観戦ツアー」が「出光イーハトーブトレイルツアー」に格上げされ、独立したイベントとなるので、新たに魅力的な山道コースを設定するために、団員たちのバイクはいっそう酷使されることになるはずです。
じつは昨年の夏、大会準備で山道を全開走行したあとに、新古車状態から3年使ったバイクのラジエターから蒸気が噴出しました。さいわい発見が早かったので、エンジンを壊すようなことはなく、飲み水400ccをラジエターに足して、負荷をかけずに走ることができ、伴走のハイエースと合流して積み込みました。私にとって30年目にして初めての、イーハトーブにおけるリタイアでした。故障したとき、一緒に走っていた団長、団員たちは「他人の不幸は蜜の味」とばかりに、故障したバイクを指差して楽しそうに笑うのです。まったく、なんと良い仲間でしょう…(泣)
素晴らしき仲間たち!
そのときはオーバーヒートの原因がいまひとつはっきりしなかったのですが、ファンモーターの力が弱いというバイクショップの診断でモーターを交換しました。その後、大会当日は娘がクラシック観戦ツアーで2日間使用しましたが、全開走行をしないためか問題は出ませんでした。
ところが大会後の後見走行でさんだいなべの牧草地を全開で駆け上ったときに、またもや蒸気が吹いたのですぐにのぞきこんだところ、ファンは前回同様回っています。これは未発見の原因があるにちがいないと思ったのですが、考えつきません。
さんだいなべ頂上付近で水を足す
幸いまたしても発見が早かったので、飲み水を足して七時雨山荘まで自走で戻りました。(だから水冷バイクならジュースより水を持ち歩くべし…)
 さて、いったいなにが原因なのかちょっと楽しみ(?)にしながらバイクショップに修理を依頼しておいたら、「原因がわかりましたので見に来て下さい」と連絡が入って、見せられたのが写真のように珍しい故障の状態でした。
吹き飛んだ仕切り壁
なんと、燃焼ガスの圧力で冷却水孔の壁が吹き飛んで、シール用のOリングが熱で曲がり、全開走行時には燃焼ガスが冷却液の温度を上げていたのです。直接の原因はヘッド締め付けが弱かったのかもしれませんが、吹き飛んだ部分の厚み不足が真の原因であることは、交換用に取り寄せたシリンダーヘッドと比べれば明らかです。つまり、故障ヘッドのほうは冷却水孔が鋳型の段階から大きすぎて、Oリング溝を機械加工したときに冷却水孔の壁が薄すぎた不良品だったのです。
交換部品はまともな造り
まあ、このような個体に当たったときが、俗に言う「はずれ」というわけですが、不幸中の幸いというか、シリンダーとピストン、リングには損傷がなかったのでホッとしました。
ピストンとシリンダーは無事
私はいつも出光イーハトーブトライアルの参加者に「マシントラブルで大会をリタイアしないために、プロに整備してもらってくるように」とたびたび呼びかけていますが、このような故障の場合はプロでも事前の予兆発見はむずかしいので、これがもし本番中なら私も無念のリタイアだったわけです。
せっかく時間と費用をやりくりして参加した大会を、どんなかたちであれリタイアすることは、むなしく、悲しいことです。今年も出光イーハトーブトライアルに参加するみなさんは、バイクの整備をくれぐれも念入りしておくことをお勧めします。
さて、私のバイクは他にも改造する点があるので、バイクショップから戻ってくるのは3月末ぐらいでしょうか。いつもの年なら5月連休後にやっと山の中を走れるようになるので、本格的な大会準備作業は8月末までのわずか3ヶ月半で行っているわけです。でも、今年は山の雪が解けて乗れるようになるのがいつもよりは早くなりそうな気配です。5月5日開催の春トラの準備もあるし、早く乗りたいな…
日記 | 投稿者 マンジー 21:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

「世界最速のインディアン」について

今回は映画の話です。お正月映画第二弾として公開予定の「世界最速のインディアン」、これは素晴らしい映画でした!何度も感動の涙があふれ、機内でちょっと恥ずかしかったです…
タイトルバックはボンネビル湖
じつは、第30回出光イーハトーブトライアルの特別ゲスト、オリバーファミリー招待の打ち合わせで、今年の7月にニュージーランドに行ったとき、幸運なことに機内で2回も観られたのです。昨年7月に打ち合わせで行ったときの機内誌に、この映画の主人公は実在のニュージーランド人であり、撮影もニュージーランドで行われたことが書いてあり、主演があのアンソニー・ホプキンスと来くれば、これはもう絶対に観ると決めていたのですが、翌年の機内で観られるとは本当に出来すぎなほどツイてるなぁと思いました。
しかも昨年の機体は古く、満足に音楽も聴けなかったのに、今年は最新の機体で全席に液晶画面がついていたのです!
ホプキンスの特別コメントシーン
ネタバレにならない程度に感想をお伝えしますと、機内上映ではまず本編の前にホプキンス自身が「いままででもっとも印象の深い役だった」とコメントを述べてから始まるのですが、まさに彼の年齢、風貌、性格が、そのまま主人公としてこれ以上ないほどの良い味を出しています!
アルミ溶かして、まさか?
冒頭のシーンでは、粗末な作業小屋で何気なく隣の子供と会話しながら、鉄のひしゃくでアルミを溶かしています。え、まさかピストンを鋳造するのでは…と思ったら、そのまさかだったんですね、これが!心底機械が好きな人… 
こういう風に、NZ人は英米人以上に機械好きなんだという背景説明にも、わかる人にだけわかる見事なリアリティがあるわけで、このシーンだけでグッと来ましたね。(ブリッテンV1000も思い出した…)

しかも、この眼鏡をかけた爺さん…ホプキンスの姿は、私が33年前に初めてスコティッシュ6日間トライアルに参加したとき、なにくれとなく世話を焼いてくれたアルフレッド・ブリグスさんの姿とダブってしまったのでした。アルフはラレーの元ワークスライダーで、当時のライダーはみなそうだったように一流のメカニックでもありました。

マン島TTプロダクションクラスに自分のCB750R(レース仕様)を、当時の英国トップライダーに乗せる準備をしていたときのこと、60歳を過ぎていたアルフは、重いマシンをこともなげに押しがけしてエンジンをかけた姿がいまでも目に浮かびます。そのアルフのアイデアのおかげで、私はSSDT3日目で壊してしまったTL125のクラッチディスクを、ぜんぶボール紙に置き換えて6日間を完走できたのでした。

話がそれましたが、そのくらいホプキンスの姿は心底バイクが好きな人物像を体現していたわけで、もういきなり感情移入しまくりで観てしまったわけです。
映画を観る楽しみに、筋書きとはあまり関係ない小物や大道具にどのくらいリアリティがあるかとか、時代考証的に正しいかなんていうのをチェックするっていうのがあります。

ひとつだけ言うと、アメリカに渡ってからのシーンに登場する人々が見事なほど60年代のアメリカ人の顔なんです!夢と希望と自信にあふれた世界一の国民らしく、役人や警官はかなり偉そうだし、市民はフランクで明るいし、日本のテレビ放送が始まって間もないころにたくさん放送されたアメリカのテレビドラマに登場した人々とそっくりな時代感がある点に、妙に感心してしまいました。そこにNZの田舎から現れた異色な老人…じつに目立ちます。

あとは、どうぞ映画かDVDでご覧下さい。バイク好きはもちろん、バイクに関心の無い人も、最後まで興奮と感動の嵐に身をまかせてしまいますよ!発売になったら絶対にDVD買うぞー!

以下、配給元のホームページです。
http://sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/
日記 | 投稿者 マンジー 00:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

素晴らしいライディング その2

今大会のクラシッククラスには、オリバーファミリーと成田匠がいっしょに走ったことで観る側にとっても楽しみが倍加した。
前回の最終セクションでの、3人たてつづけの見事なクリーンもそうだが、ひとつ手前の24セクションでは成田匠の驚異的パフォーマンスがあった。(とはいっても私はこのシーンをDVDで初めて観た!)
匠の壁走り1

今大会から流水に入らないセクション設定を原則とした関係で、小さなv字溝のあるこのセクションをうまく利用するために、実行団員たちがとった策は丸太を束ねて溝を渡る橋を2本かけたことだった。
前々日までの雨のおかげもあって、これが予想外に滑りやすく、難しいセクションとなった。
壁走り2
写真で見ればわかるように、すべりやすい斜面の途中に丸太が斜めに設置されているだけなのだが、問題はこれを越えるのに十分な加速がつかないほど手前の助走距離が短いことと、斜めの丸太に直角に入るラインを取るとますます加速が出来ないことであった。
壁走り3

そこで匠が見抜いたのは、丸太の橋を渡らずに、壁の上を伝って降りるとラインも丸太に左から入る角度となり、勢いもついているのでもっともクリーンしやすいと判断したのだ!
壁走り4

これは、丸太の橋をかけた家村実行団長が、「壁を走るといいラインだよ」と笑いながらセクションを作っていたことでもわかるように、想定済みのベストラインだったのだが、そのとおり出来る人はやはり匠だけだったというわけだ。
DVDで動画をコマ送りにして見るとよくわかるが、壁を降りてからのライン取りとその瞬間瞬間のバランスの良いフォームは完璧としかいいようがない。そこに完璧なパワーとクラッチのコントロールが加わっていて、「125ccだから…」なんていう不利はどこにもない。

同じバイクに乗っている人には、壁以外は見習うべき箇所がぎっしり詰まっているライディングであった。ちなみに、このシーンは出光イーハトーブトライアルDVD特別編に収録されている。購入は「出光イーハトーブトライアル大会」ホームページからどうぞ!(URLは上にあります↑)
日記 | 投稿者 マンジー 09:18 | コメント(0)| トラックバック(0)

素晴らしいライディング

出光イーハトーブトライアルには、ご存知のように中級者向け2日間トライアルのクラシック、初級者向けネリ、中級者向けブドリ、サンムトリと4つのクラスがあります。
yatsuboshi
 その中でもクラシックはこの大会を始めた30年前から、ほとんど基本的に同じコースをたどって太平洋岸までの往復360キロを走る長いコースを走るので、その準備は大変な時間と労力を要します。
 参加者にとってもそれは同じことで、2日間の休暇、いや地元以外の参加なら往復の時間を入れると最低でも4日間の休みが必要ですし、宿泊費も他のクラスより1泊余計にかかりますし、何よりも体力と気力とテクニックがいります。それがいまどきのライダーたちには敬遠されるのか、昨年までの10年間は参加者が徐々に減り続けていて、とうとう昨年は最盛期の約3分の1にあたる80数名まで落ちこんでしまいました。
 これには私たち実行団員もガッカリしましたが、冠スポンサーの出光興産の方々にもずいぶんご心配をおかけしました。でも、30周年だから行ってみようかという人が多かったのか、あるいはこのブログが少しは役に立ったのか、今回は昨年より60名近い増加で130名を超えました。
 じつは、人数が減ってきただけでなく、年々クラシック全体のレベルが低下していることも気がかりでした。それもそのはず、参加回数が10数回、中には20数回というライダーもかなりいるので、それはそれで嬉しいのですが、それだけ高年齢化が進めば、体力も気力もテクニックも低下は避けられません。
だからと言って、若いライダーが気軽に入ってくるには、高価で、しかもトライアル以外に使い道がないマシンや、それを運ぶためのクルマ、さらにオフロードブーツやウェアなどの費用もひっくるめると、なかなかクラシックトライアル参加は障壁が高いのも事実です。
そのような、諸条件をクリアしたライダーたちが、当日の七時雨山荘にずらりと並んでくれるだけでも嬉しいのですが、今回はクラシックのレベルが思いのほか高くなったことが、私たち実行団員を喜ばせました。
話をいきなり省略して、場面は一日目の普代浜最終セクションとなります。
ここで優勝争いをしている2人が明らかになりました。常連の八星均、ヤマハの木村治男が、ともにオールクリーンで1日目を終えたのです。2人とも神奈川県三浦半島の出身で、少年期からのトライアル仲間同士でもあります。八星は昨年2位になったこともあり、今回は優勝を意識しながらも静かな闘志で着実にクリーンを重ねました。
一方、木村は量産試作段階にあるスコルパSY250Fを、初めて公道仕様にしてのいわばお披露目出場だけに、これまた優勝だけが目的の真剣勝負でした。そして、もう一人、過去に優勝経験もある山形の荒尾和人も、普代浜の最終セクションまではオールクリーンでやってきながら、なんとヒルクライムを上り切れずに無念の5点となり、優勝争いから一歩後退してしまったのでした。
また話は2日目の最終セクション、七時雨山荘の庭に飛びます。もともとここはたくさん並んだ丸太の上で急なターンをするため、トップの数人しかクリーンできないほど難しいセクション設定でした。
八星はわりと早い時期にここをクリーンして、結局、一つ前のセクションと、もうひとつ別の場所でそれぞれ1回づつの足つきがあり、合計2点で終えました。
しかしそのあと、次々通っては失敗するライダーたちによってすっかり泥がついた丸太は極度に滑りやすくなってしまい、クリーンはおろか出口までたどり着くのも難しい状況でした。そこにやってきたのが、特別ゲストのオリバーファミリーと成田匠です。
andrew
まず長男のアンドリューが走ります。この大会では借りたマシンがやや不調だったこともあり、本来の腕が発揮できなかった彼はここでも5点となってしまいます。
stephen
 つぎに父のスティーブンが、目の覚めるようなライディングで見事にクリーンして、観客の喝采を浴びました。結局、彼は2日目をオールクリーンして、1日目にとった2点が最終スコアとなり、参考順位としては優勝の八星とピッタリ並んだのです。
takumi
 続いて成田匠がまったく違うラインとライディングスタイルで、滑りやすい丸太をまったく滑らずに乗り越え、これまたクリーンでやんやの大喝采です。匠は125ccながら普代のヒルクライムを3点で上るなど、信じられないほど見事な腕で、参考順位はスティーブンの次となる3位相当でした。しかしクリーンの数は50セクション中、だれよりも多い49で、あらためてそのレベルの高さを見せてくれました。
nick
 次男のニコラスが続いて走り、小刻みにフロントを振りながら巧みに向きを変え、これもまたクリーン。この瞬間、私はオリバーファミリーを招待して本当によかったと誇りに感じました。
 もうだれもクリーンは無理だろうと思いこんでいた観客は、こうしてたて続けに3人のライダーによる魔法のようなクリーンを見て、トップライダーの高度なテクニックに唖然とするばかりでした。
 結局、今大会では八星が念願の初優勝となりましが、その頃木村は不調のマシンで思いがけない点数を取りながらも、暗くなった最終セクションを1点で乗り切り、不本意なニューマシンデビュー戦を終えていました。
 いずれにしても、トップクラスのライダーによる見事なクリーンは、見る者にとっても良い刺激となり、全体のレベルを高めることにも貢献します。
今後もクラシックのレベルを高めるようなライダーの参加を心待ちにしながら、優勝者にもっと魅力的なご褒美を用意するべきなのかなぁ、などと考えているこのごろです。
日記 | 投稿者 マンジー 00:11 | コメント(0)| トラックバック(0)

おかげさまで無事終了!

書き込みが遅くなりましたが、第30回出光イーハトーブトライアルは8月27日無事終了し、無事故記録も30回となりました。
classic start
大会期間中は、金曜日の車検から3日間晴天に恵まれ、クラシック二日目のハイライト、さんだいなべからは数年ぶりに海まで見えたほどでした。

冬のニュージーランドからやってきたオリバーファミリー6名のライダーには暑すぎたかもしれませんが、いつも笑顔をたやさず、地元の方々とのふれあいを楽しむフランクな姿勢は、誰でも好感を抱かずにいられないほど素晴らしいものでした。

とくに、3人の孫たちの人気はたいしたもので、色の白い次男ニコラスは、七時雨山荘のあばあちゃんが「あの人は女の子でしょ?」と間違えるほどの美男子。息子が「男の子だよ」と言っても、「いいえ、そんなはずはありません。胸はないけど、あれは女の子です!」と言い張るほどで、周りは大笑いでした。
nicholas
とにかく、今回は30周年記念大会にふさわしく盛大で楽しい大会でした。
いろんなエピソードは、順々に紹介してゆきます。


日記 | 投稿者 マンジー 19:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

きょうから大会モードに突入!

8月20日は七時雨会場と安比会場の両方とも会場作り作業の日でした。
七時雨山荘の庭は、暑いながらも高原のさわやかさを感じながらの作業なので気分も体も楽なもんです。トイレの横の水道水だってずっと手を浸していられないほど冷たいし、本当に岩手はいいところです。
あれ、またすぐに岩手の自慢になっちゃうな…
ごらんのように、まだ化粧板を貼る前のスタート台と、ベストを着る前の団長は地味です…
まだ地味なスタート台と団長?
二箇所あるセクションのラインを、ネリ・ブドリ用、クラシック用の二つ設定し、先に行われるネリ・ブドリ用にテーブを張る。
おそらく、クラシック最終セクションのほうは、ネリで一番難しいセクションになるだろうと思われますが危なくはないので、勝負をしている人々にとってはちょうどよい山場になることでしょう。
もちろん、クラシック用ラインはかなりの手ごたえがあり、最終セクションでの逆転ドラマ…なんてのもありそうです。
すべてのセクションで、ラインは団長が走って決めるので、テーブの位置決めにも、抜け道を許すような抜かりはありません。
ラインはすべて団長が走って決める
こんなぐあいに作業は早くも大会モードに突入し、いよいよ月曜日からは3日がかりで360キロのコースと、50箇所のセクション設定に行ってきます。
新しいコースとセクションがいっぱいのクラシックは新鮮な魅力を感じてもらえるはず。
当初の予定から変更があり、オリバーファミリーのうち、父スティーブンと、三人の息子のうち上二人、アンドリューとニコラスの3人が、あの成田匠君と一緒に4人のグループで走ることになりました。
それに毎回、カルガモを引き連れていた木村治男君も今年は自分が楽しむためにクラシックに参加します。
そんなわけで、観客として見る楽しみもたっぷりになりそうなクラシック、参加者のみなさんもお楽しみに!
あいにくきょうは安比会場のほうに行くことができなかったので、報告できなくてごめんなさい。
日記 | 投稿者 マンジー 00:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

なぜ遠くからも実行団員が集まるのか?

もう大会まであと2週間と期日がせまってきました。
ブログをサボっていた言い訳としては、トライアルの準備とその他モロモロの仕事が重なって、本当に時間が取れなくなっていたからです。いつもは元気いっぱいなんですが、さすがにこの忙しさには参りました・・・。
実行団員たちは良く働いてくれる
さて、このところ日曜はすべて草刈の日々で、明日13日もそうです.
来週、20日には実行団員が集まって、大会の役割分担や進行の確認などをするミーティングが例年行われるのですが、早い話が大会1週間前は、もう大会期間に突入しているのです。
そして翌21日からは3日間連続でクラシックのコース・セクション作りを行います。
ネリ・ブドリは旧安代町内だけ(といってもものすごく広い…)ですが、クラシックのコースは往復360キロもあるので、コースマーカーを貼る作業だけでも大変な労力が必要です。
しかもそのコース上に50箇所もあるセクションをすべてマーカーやテープで設定してゆくわけですから、参加する場合のクラシックは2日間トライアルですが、実行団の準備のときは3日間トライア(?)なのです。

クラシックだけでなく、準備作業が大変なのはネリ・ブドリ・サンムトリも同じようなもので、それらすべての作業は実行団員が行います。前置きが長くなりましたが、その実行団員とは、いったいどんな人々で構成されているか・・・というのが今回のお話です。

あたりまえといえばそれまでですが、岩手県で行われる大会なので、実行団員は地元岩手の人が一番多いことはお察しのとおりです。もちろん隣接する宮城県、青森県、秋田県からもきます。
ところが、意外なことに、埼玉、神奈川、愛知、兵庫、富山といった遠方からも毎年駆けつける実行団員たちがいるのです。
そんな団員たちに、なぜイーハトーブトライアルに実行団員として遠方から毎回来るようになったのかを聞いてみました。

愛知県・筒井団員
きっかけとしては、どんな所でどの様に大会が行なわれているか、実行団員見習いとして参加してみて、続けてみたいと思ったから。二輪の免許は持っていないけど岩手の自然に浸りたいと思うので、毎回来てしまう。第何回目の大会だったか思い出せないが、岩手に向う途中、台風で高速道路が川のようになり、又、川の氾濫により水没した風景が見られた。その直後に高速道路が通行止めになったが、それでも大会当日には多くのライダーが集まった事が印象に残っています。七時雨山荘前の最終セクションでの夕刻が迫る雰囲気は、何とも云えません。

埼玉県・嘉数団員
イ-ハト-ブに初めて来たのは、今からかれこれ16年前です。何かの雑誌にオブザーバ-募集の記事が載っていて、なぜだかわからないけれど直感で面白そうだなと思って、すぐ行くことに決めたのだと思います。その頃はバイクに乗るのも楽しくて、東京から一人でバイクを飛ばして岩手まで行ってました。実際行ってみて、都会では決して味わえない山や川や海や空気など素晴らしい自然と、暖かい人達に接して、いっぺんでとりこになりました。それから毎年通い続けて10年余り。親しい友達も増えて、1年ぶりに会うと、よく来たねと暖かく迎えてくれるのが本当に嬉しかったです。そして冷たい澄んだ空気を胸いっぱい吸い込んで、また1年私も頑張るぞと思いながら帰路に着く。そんな繰り返しでした。今では結婚し子供も出来て、独身の時のように簡単に身軽には行かれなくなりましたが、また行かれる状況になったらひょっこり顔を出しに行きたいと思っています。

埼玉県・重光団員
イーハトーブに行くようになったきっかけ…?
いろいろ考えたのですが、やはり「なんで?」と自分でも考えてしまします。
とりあえず、岩手が好き、岩手の人が好き、
岩手が好きな人が好き、という事かな?って思いますね。
初めてのイーハートーブは、1990年のオブザーバーからだったのですが、
この時に参加した理由は、「GWスポーツのカッパが貰える」でした。
なんて素敵な理由だなんて聞かないで下さい(爆)
その後数年オーブザーバーの役務に就き、
なにげなく行った七時雨会場の本部テントで、
「何か手伝うことありますか?」っていうと
「後片付け」と言われ一緒に片づけをしてました。
この時に、何か感じるものが有り、
「来年も来ますね」って言うと、当時実行団長の土谷さんを紹介され今に至ります(笑)
現在は、年に一度の遠乗りの感覚で、岩手観光の一環で参加しています。
って言うと怒られちゃいますかね。
まぁ、自己中心的に言うと「必要としてくれている人が居る」と思っているのが
正直な所です。
こんな自分でも「役に立っているんだ」と実感できるところです。
ですが、実際は地元の方にばっかり準備を押し付けて、
当日だけ参加しているヘタレ者です。
遠方からの常連団員も多い
兵庫県・岸本団員
イーハトーブに行き始めたきっかけ??
そんな事聞かれたって二年目から今までもよう解ってないですよ。
強いて言うなら行くと気持ちいいからかな。自分ではトライアルしないしね。
僕のトライアルは足何回着いても何回転んでも必ずゴールするって事ですから。
普段土の上走んない僕としてはヒームカが一番合ってたけどね。
今更クラシックのコース走れるかなぁ。って思います。TLRやし。
バイクじゃなくってバックの車ならいけるかな。
今でもコース周辺なら地図無くてもお使いぐらい出来るやろうし。
88年に初めてヘルパーで参加した時は東北ツーリングの一環だったけど、
樹海大雨事件があった年で朝早くからみんなで樹海へ道路工事に入りました。
金使うてこんなしんどい事なんでせなあかんねやって思ったけど、
作業の後みんなで食べたラーメンが美味しくてね、
雨と汗でビショビショだったけど他人が喜んでくれる事をやったってなんか充実感が在りましたよ。
昔は宿泊も自費だったしイーハトーブ一回12~13万位かな。
今は車も宿もレンタカーのハイエースだし土谷家に泊めてもらったりで、
飛行機代往復5万ちょっととプラス小遣い程度。
まぁ仕事休んでるから日当入らないのが痛いけどね。
地元でずっと作業してる方の方が使ってるんじゃないでしょうか?
去年18年目にして初めて休んだ時、大会当日の日曜日、ロードですが、
600キロのソロツーリングしました。なんか走っていたくて…
後で届いたイーハトーブ大会DVD見て、自分がそこに居ないのはとても不思議な事でした。
どうして通って来るのと聞かれれば、
昔TVのインタビューで答えた『里帰りですよ』って事になりますねぇ。

・ ・・と、まあ、こんなぐあいにコメントしてくれました。
この他にも愛知の兵道団員、神奈川県・田辺団員、富山の松本団員など、遠方の常連団員は他にもいますが、長くなりすぎるので、別のエピソードとともに、次の機会に紹介したいと思います。
それは、そうとコメントを読んでもらえばわかるとおり、遠方の団員たちも明確な理由で来るわけじゃありません。
むしろ、よくわからないけど、来たくなるから…というようなあいまいな感じが見受けられます。
それもそのはず、じつは私だけが知っている明確な理由に、彼ら自身が気がついていないからです。
その理由とは、波長が合う人は岩手の、いや、宮澤賢治が造語した「イーハトーブ」=“ドリームランドとしてのイワテ”の引力に引き付けられて来るのです。ちょうど鉄だけが磁石に引き付けられるように…
今年は、また新しい遠方団員(最初は団員見習い)がやってきます。
それも大会1週間前から、ずっと準備作業をするために…!!!
その人は静岡の矢部団員ですが、彼はこれまでずっとクラシックに参加していて腕前も立派なものです。実行団員の中でもバイク団員は特に重要なのですが、そこのこのような頼もしい人が加わるのはじつに嬉しいことです。せっかくの腕前なのですから、クラシックコースを誰よりも先に走る先行に加わってもらおうかと考えています。
今回からクラシックのコースはかなり変更になっていることもあり、いままで何度も参加した矢部団員もきっと新鮮な思いで走ってもらえることでしょう。
さて、来年はアナタも団員として参加しませんか?
テレビ岩手の高橋あてにメールしてもらえば、すぐにご返事いたしますよ(笑)
じゃ、お待ちしています!
日記 | 投稿者 マンジー 01:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

大会まであと1ヶ月

7月22、23日の両日、クラシック全コースとセクションチェックをしてきました。
久慈市平庭の人工セクション
クラシックコースは、今年から流水に入らない(他に通るところがない場合を除く)基本方針に転換したため、沢のセクションが無くなり、それにともなってコースの取り回しも変更されました。

二日間のコースを走破した目的は、第一に走行距離と燃料に対する航続距離、給油ポイントの確認です。
その結果、一日目、二日目とも走行距離は約180キロ。二日間の合計は360キロとなり、いままでと大差ない距離に設定できました。

しかし、その中身はかなり大幅に変わっていて、とくに二日目、普代村くろさき荘を出たあとは南隣の田野畑村を通るコースに変更されています。

そして、セクションも岩場や斜面のセクションが増え、よりいっそうテクニックの差が現れやすい設定になっています。観衆の多いところでは人工セクションもあります。

ところで、余談ですが、沢のセクションが無くなったことで、草刈り作業の負担が大幅に増えました。沢には草が生えませんが、その他の場所の草の繁殖力はとてつもないものです。草木がいっせいに伸びる6月に主なコースやセクションの草刈を一度やってあるにもかかわらず、今回の試走ではそのとき草刈をした場所がどこだかわからないほど草が伸びていました! だからもう一度8月に草刈をする必要があるわけです。

そんなことなら6月の草刈をしないで、8月に一度だけやればよさそうなものですが、そうなると草はより高く、より強くなっていて、セクションの地形を見分けることが難しい状態になってしまうのです。それに枝を払ってないと潅木に葉がいっぱいついて立ち入ることすら難しい場合もでてきます。

つまり、どうしてもトライアル主催は草刈り作業そのものということになり、これは出光イーハトーブトライアルに限らず、夏の大会にはつきものの話ですが、岩手はことのほか広いので何倍も大変なことだけは間違いありません。

今回は予報どおり二日間とも雨模様でしたが、くろさき荘をでて田野畑の海が見えるあたりでは、青い海の上に冷たいやませ(寒気)が押し寄せてくる様子が一瞬の日差しのもとでとても美しく見えました。
田野畑村の美しい海
また、来週も田野畑村の牧場にセクション設定と草刈りがまっています。大会まであと1ヶ月、実行団員はさすがに疲れ気味ですが、大会当日、参加者のみなさんの笑顔があればそんな苦労もいっぺんに吹き飛んでしまいます。

とくに帰り際、「面白かった!」の一言は、シェフの聞く「おいしかった!」の一言と同じく、私たちが報われる瞬間です。
早く聞きたいなー、その言葉…(さいそくするなって?)
日記 | 投稿者 マンジー 08:34 | コメント(0)| トラックバック(0)

出光イーハトーブトライアルプレイベント大成功!

30周年記念大会を盛り上げようと、出光興産とヤマハ、それに菅生
サーキット、それに事務局のテレビ岩手が協働(あえてこの言葉)して、「出光イーハトーブトライアルプレイベント」が7月15、16日に開催され、予想以上の大成功となりました。

広大な菅生サーキットの山野を巡るエンデューロコースのもっとも
やさしい部分だけをつなげ、7つの「ネリ」(初心者・初級向け)セクションを配置したのは、ご存知、木村治男さん。

両日合わせて40名の参加者に直接指導してくれたインストラクターは、木村さんに加え、黒山健一、野崎史高らスーパーA級ライダーを含む4名という、まるで夢のような豪華さ!

いつも出光イーハトーブトライアルのスタート台に掲げられる出光ロゴ入り横断幕、コースマーカー、セクションマーカー、それにライダーのゼッケンにいたるまで、すべて本物の出光イーハトーブトライアル用を使用して、いやがおうでも本番気分を盛り上げる演出も、さすがイーハトーブトライアル精神をしっかり汲み取っている木村さんだけあって芸が細かい!

このイベントの最大の目的は、出光イーハトーブトライアルに参加するにあたり精神的、技術的、それに健康面の不安要素もを取り除き、大会終了後、「ああ、面白かった!」と、笑顔で帰宅できるようになることにつきます。

…というわけで、普段はヤマハ契約ロードレースライダーの体調管理をしているトレーナーの先生の指導で、念入りな準備運動をすることから始まりました。
ふだんはあまりやらない体の動きを取り入れた約15分の準備運動は、それだけで十分に汗をかくほどでした。

トライアルは初めて…というレベルの人を前提に、木村さんのていねいなテクニック指導が始まりました。
テクニックとはいっても、安全な坂の下り方、上り切れずに止まった場合の対処法など、人車ともに無事に戻るための基本中の基本なのですが、初心者でなくとも案外うまくできない人もいたりして、これは非常に意味のある講習内容です。

しかも、「上り切れずに止まった場合、不用意にクラッチを切るとバイクはこのように後ろ向きに走り出し、大転倒…」と、受講者の前でリアルな転倒シーンまで実演する黒山選手の熱の入れようがじつに素晴らしい!

野崎選手もこの日ばかりは木村さんの助手に徹して、いい例、悪い例を解説どおりに見せてくれるので、参加者は理解を深めただけでなく、二人の有名ライダーが見せるプロ精神に深く感動したようすでした。

スクールのあとは、模擬出光イーハトーブトライアルのコースで採点を行いながらトライアル体験に突入。
これがまた、本番そのままの気分にひたれる絶妙のコースとセクション設定で、参加者は真剣にトライアルを楽しんでいました。

一日目は開始直前までかなりの雨が降っていたこともあり、コースは非常にすべるうえに、あちこちにあるわだちにハンドルを取られて転倒する人もいて、短いコースながら1周したあとにはヘトヘト状態の人も見受けられましたが、ゴールのゲートをくぐったそれぞれの顔には充実感がみなぎっていました。
しかも、ちゃんと採点カードを集計して3位までの賞品も贈られて、小さいながらも出光イーハトーブトライアルの気分は最後まで見事に演出されていました。

最後に参加者を楽しませたのが、二人のスーパーA級ライダーのデモンストレーションで、飛んだり跳ねたり回ったりの、高度な技の連続に見ているほうは大興奮。
それにしても、TYS125Fでも腕さえあればここまでの技ができるんですね。

今回は、開催が急遽決定したこともあり、大会申し込み締め切り(7月21日)直前というタイミングになってしまいましたが、非常に濃い内容のイベントだったこともあり、取材に訪れたバイク雑誌記者らのあいだからは「今回限りではもったいない」などの声も出て、来年以降も継続開催される可能性が濃厚となりました。

最後に、私自身の感想として、このような素晴らしいプレイベントが、出光イーハトーブトライアル大会運営実行団以外の人たちによって完璧に開催されたことに驚嘆するとともに、関係者のみなさんの努力に心からのお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。おつかれさまー!

ところで、出光イーハトーブトライアルの申し込み締め切りは今週の金曜日。
あと4日後です。誘ってあげたいあの人といっしょに、急いでエントリーしましょう!
クラシック観戦ツアー締め切りは8月18日(金)正午ですが、その前でも定員の15名に達した時点で締め切りますので、こちらもお早めにお申し込み下さい。
日記 | 投稿者 マンジー 23:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

じつに実行団員向きな人

7月9日のコメントに書き込んでくれた、きたがまえさんは、
出光イーハトーブトライアル実行団長の家村君と、その右腕、
中村君が住んでいる岩手町内から、ついさきごろ志願して
実行団員見習いを始めた人です。
手際の良さがたのもしい
町内とはいっても面積が広い岩手のこと、さすがに顔が広い家村、
中村両君とも、きたがまえさんとは面識が無かったそうです。
いつごろイーハトーブトライアルのことを知ったのかと聞いた
ところ、10年ほど前とのこと。

そして昨年岩手町のハイライトでもある北緯40度公園
ヒルクライムセクションで、高橋由君のデモ走行と、参加者
の走りを見て、どうしても実行団員として手伝いたいと思った
そうです。

そういう方は気軽にテレビ岩手事務局(019-624-1166 担当:高橋)
に電話してもらうか、メール(ヘッダー参照)してもらえばいい
のですが、彼の場合はお祭りのとき、神主さんとなんとはなしに
イーハトーブトライアルの話になって、その神主さんが町内の
バイク屋さん、「セヨシサイクル」を紹介してくれたそうです。

じつはセヨシの社長はいつも40度公園ヒルクライムで失敗して
落ちそうになるライダーをキャッチするために、ロープで体をしばって
急斜面で待機しているお助けマンその人なのです!
このブログを読んでいる人の中にも、助けられた覚えのある人もいる
かも知れませんね。

ともかく、そこできたがまえさんを中村君が紹介され、めでたく実行団
見習いとなったというわけです。
ネット時代でも、このような人づての連絡は結びつきが固くなる、
一番いい方法かもしれませんね。

きたがまえさんは、私がニュージーランドに行っている間に
一度作業に参加してくれているので、7月9日の作業が二回目の
参加ですが、私はこの日が初対面でした。
団長から紹介されたとき、がっしりといかにも頼りになりそう
な体の上に、おだやかに微笑んでいる顔がとても印象的でした。

全員で9名と、参加者が多かったことと、長い距離を草刈りする
関係で、今回のクラシック観戦ツアーガイドのザビエル土谷が
所長をつとめる出光SS葛巻給油所から軽トラを借りて9人分の
草刈機と荷物を積み込んで、さんだいなべに登りました。

到着してすぐ、私がセクションを見ている間に、彼はトラックから
降ろした草刈機を整然と並べ、バイク部隊の到着にそなえていました。
とくに指示が無くとも、自分が何をすべきかをつねに考えて静かに、
しかし確実に作業をすすめる…まるで実行団員の理想の姿をそこに
見るような思いがしました。

実行団の中で、私も含め、みんながどういう役割を受け持っているの
かを、軽トラを運転しながら説明してもすぐに呑み込んでくれるし、
道路や地名もさすが地元だけあってよくわかっている点がたのもしく
感じられました。

これまで、色んな意味で負担が集中していた家村、中村両君を助ける
つもりでお願いしますと私が言うと、しずかにうなずくその横顔を見て、
岩手にはほんとうにいい人がいるなぁと、あらためて思えました。
きたがまえさん、これならすぐに一人前の実行団員ですよ!
日記 | 投稿者 マンジー 09:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

日本行きまであと1ヶ月半の日々

思いがけず、テレビ取材のコーディネーターとして
再びオリバーファミリーに会う機会に恵まれました。
アンディ、ニック、ピーター、スティーブン、デボラ
ちょうど1年ぶりに会うスティーブンと妻のデボラ、
3人の息子たち、アンディ、ニック、ピーターと、
さっそくネルソン郊外の88バレー(地名)で撮影
を開始。ごらんのように最高の環境でライディング
するのですから、どこにカメラを向けても絵になり
ます。おまけに天気も絶好で、気分も最高です。

スティーブンは、さすがに5回もNZチャンプに
なっただけのことはあり、飛んだり跳ねたりの息子
たちとは違うライディングスタイルで、随所に
うまさを感じさせます。

3人の息子たちはいずれも自転車トライアルののち
モーターサイクルに転向したので、とにかく飛ぶ、
跳ねるが得意で、しかも疲れを知らないかのように
休みもせず乗り続けています。

デボラも一応乗るのですが、トライアルはまだまだ
おっかなびっくりのレベル。簡単なセクションを
設定してあげたら、なんとなくコツがつかめてきた
様子でしたが、まあ、ネリの参加者としてはこれで
もいいでしょう…

この日は、ネルソンに住む彼らだけが撮影の対象で、
約400キロ離れたお爺さんのアラン、スティーブン
の弟で、現役エンデューロNZチャンプ(40歳以上クラス)
のグラント、末弟のデイビッドは参加していません。

じつに残念なことに、グラントは4月末に開かれた
エンデューロに参加し、時速100キロ以上のスピード
で走行中、飛び出してきた羊と激突して肩の骨を折る
重傷を負い、今回の出光イーハトーブトライアルには
参加できなくなりました。

デイビッドは視野狭窄症のため、日本には行かれないと
昨年の段階であきらめていたので、結局、今回の参加
は6名と決まりました。

もう、日本に来るまであと1ヶ月半あまり。
日本に来たことがあるアラン以外は日本は初めて。
3人の息子たちは海外に出ること自体初めてなので、
いまは楽しみと不安の交錯する日々というところで
しょうか。






日記 | 投稿者 マンジー 00:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

NHK盛岡で収録してきました!

いうまでもなく出光イーハトーブトライアルは、
出光興産株式会社が冠協賛している大会です。
大会事務局はテレビ岩手販促事業部です。
それをNHKテレビが取り上げると、
いったいどうなるでしょうか?

NHK盛岡スタジオ収録風景

昔のNHKだと、冠協賛の名前は間違っても言わない
とか、事務局が民放ならそもそも取り上げないと
相場が決まっていたものでしたが、NHK盛岡放送局では
そんな野暮なことは言いません。

30周年記念大会ならぜひ取り上げましょう!
…という感じで、30分の人気番組、「昼っこいわて」
でなんと9分間も放映してくれるのです!!

しかも「出光イーハトーブトライアル」と、ちゃんと
アナウンサーが言ってくれましたし、テレビ岩手制作の
番組を1分間も流して、きちんと内容紹介もして
くれました。

スタジオにはごらんのようにトライアルバイクを
デンと置いての掛け合いトーク形式ですから、
バイクを知らない人にもわかりやすかったと思います。

それにアナウンサーを良く見てください。
ゼッケンをつけているのがおわかりですか?
これは出光イーハトーブトライアル・ネリクラスのもの。
そうです、このアナウンサーは常連参加者でもあるのです!

岩手の人なら知らない人はいないアナウンサーの上原さんは、
ロードスポーツ、エンデューロ、トライアル、モンキーにいたるまで
7台(かな?)を所有する熱血ライダーです。

こういう人のおかげで、ふつうならあり得ない上記の話も実現
した…というのが真相だと思います。

きょうは収録だったので、放映はあさって29日11時30分から
12時までの「昼っこいわて」です。
まだ、きょうは確定していませんでしたが、夕方の人気番組「おばん
です、いわて」でも再放映の予定だそうです。
他県のみなさん、岩手限定でごめんね。

上原さんについては、いずれあらためてご紹介しましょう。





日記 | 投稿者 マンジー 23:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

林道の走り方、大丈夫ですか?

25日は、クラシックとネリ・ブドリの両方とも作業日に当たり、大会会長の私としてはどっちも大切なので、どっちに行くべきか困りました。
で、結局、ネリ・ブドリのコースとセクション設定に行ってきましたが、印象的なのは全長100キロの”町内コース”なのに林道が長い区間にわたって続くこと。それもじつに景色の良いところが多いのです。
ネリ・ブドリコースの林道は美しい!
この数年、クラシックのコース・セクション設定ばかりやっていたので、久々に走るネリ・ブドリのコース上には新しい林道も開通していたり、ビックリするような良いセクションを石山さん(ネリ・ブドリの生みの親)が発見・交渉・設定していてくれたりと、なかなか楽しめる作業日でした。
素晴らしき新セクション、石山!
さて、ここで問題になるのが林道の走り方です。

まず、出光イーハトーブトライアルはこれまでの29年間、
一件の交通事故も無くやってこられたのは、参加者のみなさんの
テクニックもマナーも良かったからです。
そのほかに神様のお守りもあったと、私は思っていますが…

ところが中には、良くもいままで事故にならなかったなーと思える
走り方の参加者がいるのも事実です。

それにはふたとおりのタイプがあり、ひとつはやたらに飛ばす人、
もうひとつはやたらに下手な人。
どちらもとっさの状況では無事ではすまないはず。
いままで無事だったのは単に運が良かったからと思いましょう!

そこで、せっかく林道を走るなら安全でスマートな走り方を身に
つけるほうが、よりいっそう出光イーハトーブトライアルを楽しむ
ことができるようになりますから、そのためのワンポイントアドバイス
をしましょう。

まず、出光イーハトーブトライアル参加規則書にもあるように、
常時ライトを上向きに点けること。これは対向車から一瞬でも早く
発見してもらえるようにです。
したがって下向きに切り替える必要はありません。

なぜ上向きかというと、昼間は下向きに点灯しても、カーブミラーなどに写った場合、ライトの光が目立たないので発見を早めるという観点からはライト点灯の効果が半減してしまうのです。
その点、上向きならミラーに反射した光が対向車に届く確率が高いので発見が早まるというわけです。

え、上向きだと対向車がまぶしくないかって?
心配ご無用! 昼間は回りが明るいので車のライトでさえ上向きでもまぶしくないのです。その証拠に対向車がチカチカ知らせてくることはまずありません。
それよりなにより、対向車から視認されることのほうがずっとずっと重要なのですから、物事の優先順位を正しく把握しましょう!

次に、見えないところではスピードを落とすことです。
逆に言えば、見えている区間はバイクの性能とライダーの技量の許す範囲で飛ばしても危険なことにはならないはずです。
危険を感じるようなら、バイクかライダーのレベルがそこまで行ってないということですから、スローダウンしましょう。

ただし、人がいる、あるいは車が止まっている場合は、
相手に危険を感じさせない速度に落としましょう。

おうおうにして、ライダーの感覚と、見ている人の感覚では大きなズレがあり、こちらは普通に(快適に)走っているつもりでも「とんでもなく飛ばしている」というふうにとられることがありますから。

さて、テクニックのアドバイスはおおまかに二つだけです。

ハンドルと両腕と肩とで○を描くようなイメージをして下さい。
これが林道だけでなく、セクションでも有効なライディングフォームなのです。(上達したいなら教習所で習ったフォームはいますぐ忘れましょう!)
じつはこのかたちになるためには、ハンドルの握り方からして教習所とは違います。
ハンドルを握るとき、極端に言えば丸いドアノブを回すようにハンドルを握ります。自分の目で見るとハンドルに対して手が45度になり、自然とヒジが外に張り出すかっこうになります。
このヒジの力を抜いて乗ることがどんなバイクでも上手に走らせるコツなのです!

もうひとつは、できるだけ遠くを見ながら乗ること。
つまり視線は見える限り前方を見ることで、自然と良いラインが取れるようになり、対向車などの発見も早まるのでリラックスして乗れるわけです。

このような知識も、知っているだけでは何の意味もありません。
走りに関すること、安全に関することはすべてできて初めて使い物になるのです。
出光イーハトーブトライアル実行団員たちも、この走り方をマスターした安全確実な走り方で、あの広い岩手にコースやセクションを設定しているのです。

ところで急な話ですが、7月15(土)、16日(日)の2日間、宮城県の菅生サーキットで「出光イーハトーブトライアルに行こう!」というプレイベントが開催されます。

ヤマハのトライアル車のほぼすべてを開発してきた、あの木村治男さんら講師陣が、出光イーハトーブトライアルを安全に楽しく走るためのコツを伝えてくれます。
詳しくは出光イーハトーブトライアルのウェブサイトをごらん下さい。

日記 | 投稿者 マンジー 23:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

「とりぱん」は、岩手紹介の名著です!

「とりぱん」???
なーに、それ?
フッフッフ…そう思ったアナタはもう編集者の思うツボにはまりましたね。
かくいう私もすぐはまりました。
とりぱん
まずは本屋さんで「とりぱん」を買いましょう!
(講談社 ワイドKCモーニング ¥590)

この印象的な題の由来も、読めばすぐにわかります。
内容は、主に庭に来る野鳥の生態や、岩手の身近な
自然と日常生活を題材にしているだけなのに、
それが結果として岩手生活の気持ちよさを、
余すところなく他県の人に伝えるチカラがあります。
読むと、作者の感性に共感し、大いに笑い、感心させられます。
そしてときどき見せる、詩的な言葉の選び方にも…

とにかく、小学生から大人まで、だれが読んでも楽しめ、
いま岩手の本屋さんで売り切れ続出のバカ受けコミック
なので、参加者のみなさんにもご紹介しておきます。
断言しますが、これは岩手紹介の名著です!

この、ユニークで面白い漫画の作者にもがぜん興味がわきます。
その人、盛岡市郊外の住宅街に住む30代独身女性。
なんとバイクにも乗る(少なくとも免許はある)人だということも、作品中で自己紹介してあります。
それにしても、とりのなんこつのような作者の名前も、
その由来をぜひ聞きたいものです。

「出光イーハトーブトライアル」のパンフに何か書いてもらい
たい、と、読んで本を閉じたときに思いました。
連絡とってみようかな…
日記 | 投稿者 マンジー 07:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

「出光イーハトーブ4ストオイル」をプレゼント!

なんとなんと、先日の出光イーハトーブトライアル準備会議の席上で、ビックリするようなありがたいお話が出光のみなさんから紹介されました。

モータースポーツのサポート開始以来、そろそろ20年になろうという出光技術陣が、総力を挙げて作ったのが、今回、出光イーハトーブトライアルに参加する人全員に1リッター缶をプレゼントする予定の「出光イーハトーブ4ストオイル」なのです!
バイクの歴史上、トライアル用オイルというのはこれが世界初でしょうね。
出光イーハトーブオイル
このオイル、「どうせ何かのオイルのラベルを張替えただけだろ?」
なんて思った人は、大バチ当たりの不届き者として百たたきですよ!
なにせ、あのルマン24時間総合優勝のマツダロータリーエンジンを支えたオイルを作り出した技術陣が本気で取り組んだ、いわば出光モータースポーツサポートの集大成ともいうべきオイルなんですから!そんじょそこらの、宣伝文句が一人歩きしているようなオイルとは、いっしょにしないでもらいたい