2007年09月02日
成田兄弟の大活躍
第31回出光イーハトーブトライアル大会終了から1週間がたち、あれこれ振り返るとブログに書くべきことの多い大会だったという気がします。そこで今回はもっとも嬉しかったことから。
嬉しかったことはいろいろあるのですが、一番は匠君、亮君の兄弟での活躍です。言わずと知れた大会副会長、成田省造さんの息子たちですから、イーハトーブトライアルが出来る前から、正確に言えば31年前に下見で岩手を訪れたときからの、正真正銘イーハトーブトライアル創始メンバーとも言えます。
今回、匠君には実行団員としてトレイルツアーガイド役をしてもらいました。亮君は参加者としてクラシックに3人の友人たちを連れてきて、4人で走りました。
匠君には、これまでも大会ゲストライダーとして参加者といっしょに走ったり、その後は各地で華麗な技を披露する初代デモンストレーターとしても大活躍してもらいました。それが今回はトレイルツアーのガイドですから、いままでとは大いに違う役割です。

参加者から見れば、現役トップライダーである匠君といっしょに走れるのは大きな喜びだったと思いますし、匠君ならではのそういう役割ももちろん折込ずみでしたが、じつはもう一歩踏み込んだ意味があって、他の二人の実行団員とともにガイド役をやってもらいました。
そもそもトレイルツアーは、トライアルをやってみたいけどトライアルバイクはもっていない人、あるいはクラシックトライアルの、山から海へ往復する全長400Km、標高差1000mの、雄大で美しいコースのいいとこ取りをしたい人を対象とするだけに、参加者は上手なライダーばかりではありません。
一般的に言えば、乗るのが上手なライダーはメカニズムにもある程度以上は精通しているし、状況判断も的確であることが多いのですが、初心者ライダー、あるいは上手ではないライダーは、まったくその反対であることが多いのです。平たく言えば、そういうツアーのガイド役はあれこれ大変なことが予想されるからこそ、あえて匠君にやってもらいたかったのです。
実際、今回のトレイルツアーでは、バンクやガス欠や、ここにかけないことも含め、いろんなハプニングがあり、それらを見事に乗り越え、なんとか無事に七時雨山荘に戻ってきた匠君のコメントは「今回は自分の力不足をいやというほど感じました」というものでした。これでいかに彼が謙虚で、賢く、責任感あふれる人間かがわかると思います。
匠君が普段接しているライダー仲間は、一言いえばその意味を正確に理解できる人たちばかりのはずです。しかし「給油しておいてね」と言っても、その重要性も岩手の広さも理解していない人たちは給油しないまま走り出してしまうので、本来なら起こるはずのないガス欠が起きたりするわけです。しかし、そういう人たちを上手にガイドすることこそがプロの仕事であり、実力でもあるということを、匠君は実感したわけです。大変だった今回の経験によって、匠君はプロライダーとして一段と深く成長したのだろうと思います。
さて、亮君がつれてきたライダーたちは、このところ高齢化の一途をたどっていたクラシックの平均年齢を下げただけでなく、低下してひさしい全体のレベルを上げてくれました。

元国際A級だった松本さん、モトクロスライダーの長田さん、それにゲストライダーの桐島ローランドさんは、いずれも見るものをうならせるうまさと、あふれるガッツを披露してくれました。もちろん亮君自身も見事なライディングを見せてくれただけでなく、いつもにこやかに地元観客とのふれあいにつとめていたのが印象的でした。じつは亮君、子供の頃は人見知りするタイプだったので、あんなににこやかにいろんな人に話しかける姿を見てちょっと驚き、感心しました。きっと「トライアルの魅力を多くの人に伝えたい」という強い気持ちが彼を積極的にさせたのだと思います。
七時雨山荘に戻ってきた亮君たち4人組はさっそくテレビ岩手のインタビューを受け、明るく受け答えしていました。それが終わったとき、私は長田さんに初めてのイーハトーブの印象を聞くと彼は「景色が日本離れしてました!」と答えて私を喜ばせました。そして松本さんは「幸せ…どこへ行ってもそれしか思い浮かばないんです」と、これまた最高の表現で岩手の素晴らしさを語ってくれました。
これでお分かりのように、今回、亮君は彼の影響力を最大限に発揮して、仲間たちに岩手の素晴らしさを伝えてくれたのです。こうして成田兄弟の大活躍によって、出光イーハトーブトライアルの楽しさ、素晴らしさが若いライダーたちによってまた語り継がれ、広まってゆくのは本当に嬉しいことです。匠君、亮君、おつかれさまでした。
※成田亮君のブログに、今大会の感想が書いてありますのでぜひお読み下さい。
http://kidreturn.blogspot.com/
嬉しかったことはいろいろあるのですが、一番は匠君、亮君の兄弟での活躍です。言わずと知れた大会副会長、成田省造さんの息子たちですから、イーハトーブトライアルが出来る前から、正確に言えば31年前に下見で岩手を訪れたときからの、正真正銘イーハトーブトライアル創始メンバーとも言えます。
今回、匠君には実行団員としてトレイルツアーガイド役をしてもらいました。亮君は参加者としてクラシックに3人の友人たちを連れてきて、4人で走りました。
匠君には、これまでも大会ゲストライダーとして参加者といっしょに走ったり、その後は各地で華麗な技を披露する初代デモンストレーターとしても大活躍してもらいました。それが今回はトレイルツアーのガイドですから、いままでとは大いに違う役割です。

参加者から見れば、現役トップライダーである匠君といっしょに走れるのは大きな喜びだったと思いますし、匠君ならではのそういう役割ももちろん折込ずみでしたが、じつはもう一歩踏み込んだ意味があって、他の二人の実行団員とともにガイド役をやってもらいました。
そもそもトレイルツアーは、トライアルをやってみたいけどトライアルバイクはもっていない人、あるいはクラシックトライアルの、山から海へ往復する全長400Km、標高差1000mの、雄大で美しいコースのいいとこ取りをしたい人を対象とするだけに、参加者は上手なライダーばかりではありません。
一般的に言えば、乗るのが上手なライダーはメカニズムにもある程度以上は精通しているし、状況判断も的確であることが多いのですが、初心者ライダー、あるいは上手ではないライダーは、まったくその反対であることが多いのです。平たく言えば、そういうツアーのガイド役はあれこれ大変なことが予想されるからこそ、あえて匠君にやってもらいたかったのです。
実際、今回のトレイルツアーでは、バンクやガス欠や、ここにかけないことも含め、いろんなハプニングがあり、それらを見事に乗り越え、なんとか無事に七時雨山荘に戻ってきた匠君のコメントは「今回は自分の力不足をいやというほど感じました」というものでした。これでいかに彼が謙虚で、賢く、責任感あふれる人間かがわかると思います。
匠君が普段接しているライダー仲間は、一言いえばその意味を正確に理解できる人たちばかりのはずです。しかし「給油しておいてね」と言っても、その重要性も岩手の広さも理解していない人たちは給油しないまま走り出してしまうので、本来なら起こるはずのないガス欠が起きたりするわけです。しかし、そういう人たちを上手にガイドすることこそがプロの仕事であり、実力でもあるということを、匠君は実感したわけです。大変だった今回の経験によって、匠君はプロライダーとして一段と深く成長したのだろうと思います。
さて、亮君がつれてきたライダーたちは、このところ高齢化の一途をたどっていたクラシックの平均年齢を下げただけでなく、低下してひさしい全体のレベルを上げてくれました。

元国際A級だった松本さん、モトクロスライダーの長田さん、それにゲストライダーの桐島ローランドさんは、いずれも見るものをうならせるうまさと、あふれるガッツを披露してくれました。もちろん亮君自身も見事なライディングを見せてくれただけでなく、いつもにこやかに地元観客とのふれあいにつとめていたのが印象的でした。じつは亮君、子供の頃は人見知りするタイプだったので、あんなににこやかにいろんな人に話しかける姿を見てちょっと驚き、感心しました。きっと「トライアルの魅力を多くの人に伝えたい」という強い気持ちが彼を積極的にさせたのだと思います。
七時雨山荘に戻ってきた亮君たち4人組はさっそくテレビ岩手のインタビューを受け、明るく受け答えしていました。それが終わったとき、私は長田さんに初めてのイーハトーブの印象を聞くと彼は「景色が日本離れしてました!」と答えて私を喜ばせました。そして松本さんは「幸せ…どこへ行ってもそれしか思い浮かばないんです」と、これまた最高の表現で岩手の素晴らしさを語ってくれました。
これでお分かりのように、今回、亮君は彼の影響力を最大限に発揮して、仲間たちに岩手の素晴らしさを伝えてくれたのです。こうして成田兄弟の大活躍によって、出光イーハトーブトライアルの楽しさ、素晴らしさが若いライダーたちによってまた語り継がれ、広まってゆくのは本当に嬉しいことです。匠君、亮君、おつかれさまでした。
※成田亮君のブログに、今大会の感想が書いてありますのでぜひお読み下さい。
http://kidreturn.blogspot.com/
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